株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)は、小説『仮面』(著:伊岡 瞬)を2021年6月30日(水)に発売しました。

作品紹介
知的でハンサムなテレビの人気評論家・三条公彦。
読字障害というハンディキャップを乗り越えて活躍する彼には
誰にも覗かせない、秘密の小部屋がある。
【あらすじ】
パン屋の妻の白骨死体、高層マンション住まいの主婦の失踪、2つの事件が繋がり、暗黒への扉が開く。
全ての「仮面」が剥がされたとき、明らかになる真実は――
読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、作家・評論家としてテレビで活躍する三条公彦。三条の秘書として雇われた菊井早紀は、その謎多き私生活と過去が気になっていた。
そんな折、パン店経営者の妻・宮崎璃名子の白骨遺体が発見される。行方不明となった主婦・新田文菜の捜査にあたる刑事の宮下と小野田は、文菜と璃名子、そして三条の奇妙な繫がりに気付く。三条は2つの事件に関わっているのか? 宮下たちは捜査を進めるが――。

著者紹介:伊岡 瞬(いおか・しゅん)

1960年東京都生まれ。広告会社勤務を経て、2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー。2016年『代償』で啓文堂書店文庫大賞を受賞し、同書は50万部を超えるベストセラーとなる。2019年には『悪寒』で啓文堂書店文庫大賞を受賞し、同書も30万部を超えるベストセラーとなる。近著に『本性』『冷たい檻』『不審者』『祈り』『赤い砂』 など。
【受賞・候補歴】
2005年『いつか、虹の向こうへ』第25回横溝正史ミステリ大賞、テレビ東京賞 W受賞
2010年『ミスファイア』第63回日本推理作家協会賞(短編部門)候補
2011年『明日の雨は。』第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門) 候補
2014年『代償』第5回山田風太郎賞 候補
2016年『代償』啓文堂書店文庫大賞 受賞
2018年『痣』第20回大藪春彦賞 候補
2019年『悪寒』啓文堂書店文庫大賞 受賞
2020年『不審者』第41回吉川英治文学新人賞 候補
TBS「王様のブランチ」で本書紹介&著者インタビュー放送決定!
TBS系列「王様のブランチ」のBOOKコーナーにて、本作『仮面』の紹介と、伊岡 瞬さんのインタビューが放送されます。
【放送概要】
TBS系列(※一部地域を除く)
放送:2021年7月3日(土)BOOKコーナー
※生放送のため、予告なく変更される場合があります。
番組公式サイト
https://www.tbs.co.jp/brunch/