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KADOKAWAでは、2021年も夏のコミックスフェア「カドコミ2021」が開催中。KADOKAWAの無料漫画総合サイト「ComicWalker」では、KADOKAWA人気漫画の第1巻が半分まで試し読みできる期間限定フェアが開催中です。
試し読み第2弾は「〇〇にかける情熱!特集」(7月22日[木]朝10時59分まで)。
今回は、漫画やアニメが大好きなSKE48 二次元同好会メンバーが実際に「ComicWalker」で作品を試し読み。作品レビューをしてもらい、こちらでは都築里佳、鎌田菜月、井田玲音名、熊崎晴香、谷真理佳、山内鈴蘭の作品レビューを紹介します!
菅原茉椰、坂本真凛、仲村和泉、野村実代、荒野姫楓、竹内ななみのレビュー記事はこちら
■都築里佳「ギャップ満載?なかわいい2人の姿を目に焼き付けてください!」

「スーパーのお兄さん」(原作=河田雄志、作画=行徒)…とある地方にあるスーパー「タナカックス」を舞台に繰り広げられるスーパー再建ストーリー!のはずなのに、本当に再建できてるのか読んでいてもよく分からない! ですが、登場人物たちの強過ぎる個性と読めないストーリー展開に引き込まれること間違いなし!な作品になっています!!
「声優ラジオのウラオモテ」(原作=二月 公、漫画=巻本梅実、キャラクターデザイン=さばみぞれ)…歌種やすみと夕暮夕陽は偶然にも同じ高校、同じクラスに通う仲良し声優コンビ…ではなく、実は相性最悪なギャルと根暗地味子だった!…ってそんな面白いの確定シチュある?なんて思いながら読み進めたらそれだけじゃない! 2人を取り囲む周りの人々によって2人の関係が変わっていく様子や、2人に襲いかかる試練を一緒に乗り越えていく姿全てに感動も不可避! ギャップ満載?なかわいい2人の姿を目に焼き付けてください!
■鎌田菜月「ルビの違いがめちゃめちゃツボでした」

「ほしとんで」(本田)…ちょい変人を輩出し続ける八島大学芸術学部(通称:やし芸)にある俳句ゼミが舞台の作品です。芸術学部だからなのか、モブまでとにかくキャラが濃い! そんな中にいる素朴な主人公の流星が逆に異端に見えるほどの違和感が素敵。「俳句」という一見少し硬そうに見えるテーマが、この作品の持つ独特なテンポ感に乗せられて楽しく身近に読ませてくれます。「先生」というセリフに振られているルビの違いがめちゃめちゃツボでした。
「旅ぎゃる!日本じゅーだんチャリきこー」(川喜田ミツオ)…ギャルと自転車というジャンル分けするならば真逆にいそうなテーマが、自転車の初心者にも自転車の魅力を優しく伝えてくれました。鹿児島から北海道を友達の結婚をお祝いするために、とんでもなく乗り物酔いしやすいギャルの主人公が、真っすぐに自転車で走り抜ける姿が眩しかったです。無事に目的地まで辿り着けますように!!
■井田玲音名「漢和辞典を“読みたくなる”作品です!」

「じしょへん」(久木ゆづる)…日本一の漢和辞典「現字選」の改訂を目指す主人公・王子なつき。彼は、幼少期に手に取り恋に落ちたこの「現字選」を新たに目覚めさせることができるのか!? 用語などが多く出てきますが、ユーモアあふれる登場人物ばかりなのでサクサクと読めてしまいますし、とても勉強になりました! 学生時代に漢和辞典にお世話になった方も多いと思いますが、辞書を作る過程の大変さや、漢和辞典とはどういうものなのかなど、漢和辞典を“読みたくなる”作品です!
「q.天上の音楽」(植下)…ヒューマノイドが当たり前にいる世の中で、親友と離れてしまった音楽の天才・憬と、廃棄され迷子になったヒューマノイドのキリエ。そして、ヒューマノイドの演奏が原因で音楽から離れた憬の親友・シオン。3人を中心に繰り広げられる青春音楽ストーリーです! 気になることがたくさんあり過ぎて、どんどん続きが読みたくなる作品です♪